え~と、続きです。
こんなドロップハンドルを買いました。
安心安定のNITTO製、メイドインジャパン!
この形に凄く特徴があります。
いわゆるダートドロップ、と言われるヤツ。
たぶんすごく前から発売されていると思うのだけど、探しても探しても全然売ってません。探しまくってかなり高額 (輸送費が・・・)で買ってシマッタ。
カタチから判るようにMTBに取付けるように開発されたもの、らしいですが何しろその手の改造も随分前に流行ったものでしょうから、もはやあまり売っていない、ということらしいです。
ただ、ダートにMTBドロップバーで行きたい。という要望は引続きあるらしく、ましてやグラベル全盛期、似たようなコンセプトのハンドルバーは結構出回ってますね。
CRUSTで売ってるあんなヤツとか。(写真はCyclocross magazineより拝借)
SurlyのはMTBのフラットハンドルについてるブレーキレバーとシフトレバー共々そのまま流用できるのが素晴らしい!
或いはグラベル用でもハンドル幅が広いやつが結構あります。
ダートでのコントロール性能を上げようとすると、自然に幅が広くなるのはフラットハンドルと同じ理由のようです。
ただし、ハンドルクランプが25.4mmというのがあまりないのですよ。こちらは1インチのクイル式ステムを使うことを前提で探していますので、25.4mmあるいは26mmというのが相応しい。
日東製のこのRM-013は下ハン部分で芯−芯58cmありました。
ただし上部はぐっと狭まって30cmチョイくらい。かなり特徴的なシェープです。
上部分はもちっと広くても良いんでないかい、とも思いますが、その当たりは開発思案した方(こういうのはたぶんアメリカさん?)に尋ねないとわからないかなあ。 それにはまず使ってみないと。
で、これにマッチする特別なステムも必要になります。
なぜかというと普通のステムにドロップ交換してしまうと、ハンドルが低くなり過ぎる! だってこんなジオメトリーですから。
スローピングフレームならまだしもまっ平なトップチューブホリゾンタルフレームにはハンドルバーを上げる必要があります。(トラックバイクならこんなもイケそうですが)
特にこのNITTOのハンドルは下ハンをもつようにデザインされているし。
で、マッチするのは当然コレ
NIITO MT-10 ダートドロップ ステム
ステムのコラム部分が22cmもある超胴長デザイン、おまけに35度の上向きでこれでもか!とハンドルを上げてくれます。
が、これももう全然売ってないんだなあ。
なんとかeBayで見つけましたが。世界中から探して、送料がなんとかリーズナブルなところに落ち着く、といった買い物パターンです。 インターネット万歳。
もう時間はかかるはお金もかかる(まあ近年の自転車業界商品全て超高額化に比べたら微微たる出費かもしれませんが)、この手の作業は色々忍耐必要ですなあ。