色落ちが激しく、悪戦苦闘しているイデアル90サドルですが
元をたどると、90年代後半に新古品で手に入れたもの。なのでいつ頃製造販売されたのかは知る由もない。が、新古品なので、取説、のようなものがついてました。それがこれ。
フランス製品だけど、たしか買ったのはイギリスの個人から。そのせいか英語版がついてた。タイプライターで書いたことが明らかな文字がノスタルジック感があって宜しい!フランス語のコピーは、レースですぐ使える! 今まで夢だったのがついに現実に!なんて感じですかな。
それとDaniel Rebour 氏の方法による手慣らし?してあるので所謂ブレーキングイン(慣らし)期間はいらない、とも書いてあります。
そのせいかどうか判りませんが、乗りやすいサドルではあります。触った感じではカチコチなんですが、乗ってみると確かにお尻がひどく痛くなることはありませんでしたね。
そんなイデアルサドルでありますが、こんな古いものを苦労して手入れしなくても、実は復刻版が出ているんですな。
www.sellesideale.fr
€250 もする! うん、苦労してでも古くても今あるものを使おう!と思う。
さて、置き去りにされている愛車シリーズ、その4(勝手に言ってるだけ)がある。これも乗ってあげたいので少し手入れすることに。
ハンドルバーのクランプ部分脇のところがメッキが剥げてきた。こうなるとその剥げたメッキが手に刺さったりして怪我をするしどうも宜しくない。当面のダメージを避けるためにヤスリで磨いてこれ以上手に刺さらないようにはしたものの、気に入らないので交換することにした。 幅390mmというのも少し狭かったし。
換装品は安心のNitto製。
メッキが剥げたやつも日本はSakae製で気に入ってはいたんですがね。アナトミックシェイプが快適ではあったし。このまま捨てずになにか別のものに流用する予定。